負けじとベーグル


ベーグル情報を書いている日記に触発されパンが食べたくなったため、とりあえず職場近くに美味いパン屋がないか探してみた。まあ、タイヤキの延長上、穀物の神秘に迫ろうというわけだ。

ネットで調べ、休憩時間で行ける美味いパン屋を探す。

発見その一

ドイツパンの店、タンネ


ドイツパン、聞きなれないパンだがその名の通り、ドイツのパンだ。なんでもドイツ大使館ご用達の店らしい。
普段はコンビニのパンしか食べない。パンに対する印象はいたって普通だ。朝寝坊して走って学校に向かっていたら食パンくわえた女の子と角でぶつかるくらいの存在でしかない。
でも、俺のその考えは妄想もろとも崩れ去った。
パンて美味い。
食べたのは特に何か施されているわけではない普通のパン。
だが、どうだろう。噛めば噛むほど味がある。
こ、これがパン。これがパンというものなのか。
俺がパンに目覚めた瞬間だった・・・。



発見その2

サンドイッチパーラーまつむら


なんでも大正時代からあるらしいパンの老舗だ。パーラーの意味は知らんがパーラーらしく中にパンを食べていけるスペースがある。さすが大正時代からあるらしく、店員はばあちゃんばかりだった(たまたまか?)手打ちのレジで危うく値段を間違えそうになるばあちゃんを暖かい視線で見守り、そして席についてパンを食べる。
タンネがオシャレパンなら、こっちはどこのパン屋にもありそうな庶民パンのラインナップ。
しかし、これがまたなかなか美味い、ちなみにベーグルも購入。意識してベーグルを食べたのは初めてだったが、美味かった。(職場近くのパン屋のベーグルに比べるとはるかに)



こうして、俺の美味いパン探しは始まったのだ。