何でも良いから書こう


別にメジャーになりたいわけでもないし、それで食って生きたいわけじゃない、ただ、やっぱり、正直に、音楽がやりたい。


ライブしたときの興奮が忘れられない。あれ以上のアドレナリン分泌を感じたことが無い。あんなに輝いていた自分を見たことが無い。
もし、今俺があの時の、知る人も少ない小さなライブハウスに足を運んだのなら思うのだろう。


あの青年はなんて楽しそうに笑うのだろう。


まあ、だから、またバンドでも組んでみようかな。



それはともかく、音楽とは関係なく2007年の予定がすでにいくつか立っている。
2005年の年末は、来年への不安でいっぱいだった。キモオタフリーター、そんなものに未来など無い。
2006年年末、来年には期待と不安が入り混じっている。でも、自分の前に道があることがわかる。今まで、霧がかかっていて見えなかった道だ。そして霧を恐れて進もうとしなかった道だ。
今年の最後に俺は笑った。最近見せなかった自然な笑顔で。
ようやく思い出せた。俺がどんな笑顔で笑うのか。
だから、来年は笑える。きっと最高の笑顔で。
霧は俺の心。前を見ようとしなかった俺の心が道を隠していた。
今笑顔でいられる俺には道が見える。ずっと目の前にあったその道が。
だから、俺は前に進む。
ただ、なんでもない笑顔だけをたずさえて。